目の下のくま
目の下のくま、その原因は?
目の下のくまには、茶ぐま・青ぐま・影ぐま(たるみぐま)の3種類があります。ほとんどのくま・たるみは、この3つのうちのどれかに該当しますが、複数の原因からなることも多くあります。
症例写真
目の下のくまやたるみをヒアルロン酸注入で改善
ヒアルロン酸注入で目の下や頬のたるみを改善して若々しく
目の下のくまや頬のたるみを改善して若々しくなったヒアルロン酸注入例
- しわ・たるみ
- 目じりのしわ・目の下のしわ
- 目の下のくま
- 目元のたるみ
- 頬のたるみ・ほうれい線
- あごやフェイスラインの形を整える
- ヒアルロン酸注入 (ボラックス XC・ボリューマ XC、ボリフト XC、ボルベラ XC・ボライト XC)
- 30 代後半女性
ヒアルロン酸注入とハイフの併用を継続したたるみ改善例
- しわ・たるみ
- 目の下のくま
- 目元のたるみ
- 頬のたるみ・ほうれい線
- あごやフェイスラインの形を整える
- エラ張り・小顔になりたい
- HIFU(ウルトラセル Q プラス)
- ヒアルロン酸注入 (ボラックス XC・ボリューマ XC、ボリフト XC、ボルベラ XC・ボライト XC)
- 50 代前半女性
目の下のくま、原因別治療法
茶ぐまの色素沈着を改善する方法
まぶたの皮膚はお顔の皮膚の中で最も薄くデリケートな部位になります。
アイメイクや洗顔時に擦ることや、アレルギー性結膜炎やアトピー性皮膚炎などで慢性的な刺激が加わることなどで、色素沈着を引き起こしやすいです。
茶ぐまを改善するには、まずは生活習慣の見直しから始めます。メイクや洗顔方法の見直しやアレルギーの治療を適切に行い、擦る刺激を出来るだけ排除していきます。これらの生活習慣を見直した上で、必要に応じてメラニンを抑える美白剤(ハイドロキノン)の塗布やトラネキサム酸の内服を行いますが、美容治療での改善は難しいくまになります。
青ぐまにはエランセが効果的
青ぐまの主な原因は、皮膚の薄さと血行不良です。目の周囲は皮膚が薄く、皮膚の下にある筋肉や血管が透けて見えることがあります。さらに血行不良が重なると血液がうっ滞し、より青く目立ちます。青ぐまの改善方法としては、運動をして血流を良くする、血行を良くする漢方を内服するなどがあります。クリニックでの治療をされる場合は、エランセ注入をご提案することが多いです。エランセを注入すると、コラーゲンが増えて、お肌にしっかりとした厚みが出てくるので、筋肉や血管が透けにく、青い色味が目立たなくなります。
影ぐま(たるみぐま)にはヒアルロン酸注入が適している
年齢を重ねるにつれて、目の下が暗く見える気がする、疲れて見える気がするというお声をよく聞きます。これらは影クマ(たるみクマ)が原因のことが多いです。下まぶたの奥にある脂肪が前方に突出してきたこと、目の下の皮膚の弾力が低下したるんでしまったこと、頬の上部にある脂肪が減ったり下がったりしてしまったことなどが複合的に重なり合い、目の下に段差が生じて影クマ(たるみクマ)は出来てきます。
影クマの治療は、減ってしまった頬の脂肪の代わりにボリュームを足したり、靭帯という皮膚や脂肪を繋ぎ止めているロープのような役割の組織を補強したりできるヒアルロン酸注入が適しています。
ダウンタイムの少ない注入治療で、気になる段差が改善するのは嬉しいものです。当院でも満足度が高く、人気のある施術です。場合によっては手術を併用した方がよりきれいになる場合もありますので、その際は診察時にお伝えさせていただきます。
エランセとヒアルロン酸のコンビネーション治療でくま対策を万全に
30代40代と年齢を重ねてくると、下まぶたの奥にある脂肪を支えている靭帯や筋肉の働きが徐々に弱って脂肪が前方に飛び出てきたり、頬のふくらみを形作っている脂肪が減ってきたり、位置が下がってきますので、ほとんどの方で目の下の影クマ(たるみクマ)は起こってきます。
また、目の下は皮膚が特に薄いですので、青クマやちりめんじわなども目立ちやすい部分です。このようにある程度の年齢を過ぎますと、影クマ(たるみクマ)や青クマが生じるのはごく一般的な変化と言えます。これらの加齢変化を改善していこうとすれば、ヒアルロン酸注入とエランセ注入の組み合わせ治療が適している場合が多いです。
ヒアルロン酸製剤は、脂肪や骨の減りによるボリュームロスを補うので、主に骨の上の深い部分に注入して奥からググッと持ち上げるような効果をもたらします。また、エランセはお肌のコラーゲンを増やし、厚みのあるしっかりとした皮膚を作ることが目的なので、浅い部分に薄く広げるように注入します。エランセでコラーゲンの増えた厚みのあるお肌は、ガードルの薄い生地のようなイメージで、脂肪の飛び出しを押さえる役割をしてくれます。このように役割の異なる2種類の製剤をうまく使い分けて、目の下のお悩みに対処しています。
治療料金
コラーゲンブースト 注射 (エランセ) |
1cc ¥110,000- |
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ヒアルロン酸注射(注入)(ボラックスXC、ボリューマXC、ボリフトXC、ボルベラXC) |
1cc ¥110,000- 麻酔代込み、カニューレ(鈍針)は別途 ¥3,300- |
HIFUハイフ Dr.カスタマイズ(ウルトラセルQプラス) |
200shot ¥55,000- 個々のお顔に合わせたHIFUアセスメントシートを作成し、必要な照射数・照射部位・照射深度をご提案いたします。全ての照射は院長が行います。 |
ダウンタイムについて施術の前にスタッフが必ず説明いたします。
ダウンタイムの詳細は、各ページ内に記載しておりますので、そちらでご確認ください。
目の下のくま Q&A
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目の下へのヒアルロン酸やエランセの注射は痛いですか?塗る麻酔や注射による麻酔を併用しながら行いますので、痛みはあるものの思ったよりも大丈夫だったという感想も良くいただきます。痛みがご不安な場合は初回は注入量を少なめからスタートされると安心です。
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ダウンタイムはどの程度ですか?ヒアルロン酸注射やエランセ注入は、手術に比べるとダウンタイムが軽微なのが特徴ではありますが、針を使った治療ですので、内出血が生じる場合はあります。また、注入後、赤みや腫れ・浮腫などが出ることもあり、通常は2週間程で消失します。
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ヒアルロン酸やエランセで目の下のクマ治療をしたら、効果はいつからでますか?ヒアルロン酸注射(注入)は、治療直後から組織のボリュームが取り戻されたことによる効果を感じます。エランセも注入直後からある程度のボリュームアップは感じられますが、主な効果はコラーゲンの生成を促すというものです。ですので、コラーゲンが増えて皮膚の構造変化が始まる2、3ヶ月後以降の方が効果実感は大きくなります。
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ヒアルロン酸やエランセの効果持続期間や治療間隔は?ヒアルロン酸注射(注入)の効果持続期間は、製剤の種類や注入量・注入部位によって異なります。一般的には2年後に半分程度が吸収されてますので、治療前よりは明らかに良い状態ではあるものの、再びたるみが気になり始める方が多いようです。ですので、1年半〜2年後には追加注入をしていくと若々しさを維持できるでしょう。
エランセについてですが、当院で用いているエランセMは2年半〜3年ほどで完全に吸収されます。しかし、製剤が吸収された後も増えたコラーゲンは残ります。注入量の約40%が自身のコラーゲンとして置き換わると言われていますので、効果を長く実感していただける製剤です。当院での追加注入のタイミングとしては、1年半~2年後にされる方が多い印象です。
ヒアルロン酸やエランセの追加注入のタイミングについては、お顔立ちや目指されるゴールによって大きく異なりますので、診察にて適したペースをお伝えします。
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目の下のクマに対して、ヒアルロン酸注射(注入)やエランセが良いですか?それとも手術をした方が良いでしょうか?目の下のクマの中でも、特に影グマ(たるみグマ)は、様々な治療の選択肢があります。外科的な治療法でも脱脂術、脂肪注入、ハムラ法、裏ハムラ法など多岐に渡っています。ヒアルロン酸などの注入治療を選ぶか、手術を選ぶかは、眼窩脂肪の目立ち方の度合いや手術後の内出血や腫れを受け入れられるかによって変わってきます。注入によるクマ治療は、手術後のダウンタイムが取れない方に、自然な若返り効果を出せるので喜ばれていますが、手術をした方がキレイになられる場合は、診察の際にお伝えさせていただいておりますので、詳しくはご相談ください。