CASE
全体的なたるみを改善して若々しく見えるようにしたい。
ダウンタイム

皮下出血、腫れ、凹凸など(エランセ・ヒアルロン酸注入)

紅斑、浮腫、腫れなど(ハイフ)

リスク

血管内注入による血行障害、アレルギー、細菌感染など(エランセ・ヒアルロン酸注入)

紅斑、水疱、色素沈着などやけど(ハイフ)

 年齢と共にあらわれるたるみは、お顔全体で生じています。ですので、たるみの改善には、額(おでこ)やアゴ、ほうれい線など、お顔の一部のみを良くする注入法ではなく、お顔全体のバランスを整える注入法が必要です。

 お顔全体で生じているたるみですが、使用できるヒアルロン酸製剤の本数が限られている際には、全ての部位を一度に治療するのが難しいこともあります。その場合は、印象を大きく左右している部位を優先的に治療していくと満足度が高くなります。

 今回のケースでは、目の下のくまを薄くすることや、下顔面のボリュームを減らして重心を上へ移動することで若々しさを取り戻せると考えましたので、これらを優先した治療プランをご提案しました。少しづつ治療をしていきたいとのお考えでしたので、1年ほどじっくり時間をかけて、数回に分けて治療を行いました。

 目元は年齢のサインが早くから出やすい部位で、30代以降の方では、くまやしわなど何らかのエイジングサインが出ています。目の下のくまは疲れた印象を醸し出しますので、優先度の高い治療ポイントとしてお伝えすることも多いです。

 今回は目の下のくまを良くするために、まずは凹みによる影をヒアルロン酸注入で目立たなくしました。さらに、エランセを使用して、皮下のコラーゲンを増やし厚みを持たせることで、青ぐまの解消を図っています。

 たるみは、目の下のくまやほうれい線といった部分的な変化だけを起こしているわけではありません。たるみはお顔全体の輪郭にも大きな変化をもたらしています。年齢と共にお顔のボリュームは下へ下へ移動していき、ほうれい線やマリオネットラインが出来たり、お顔の形が卵型から四角く角張った形に変わっていきます。

 重力に従い下がってきた下顔面のボリュームを減らして重心を上へ戻していくと、ご自身の若い頃の輪郭に近づけることができるので、たるみ治療ではこれを意識して行います。

 アゴ周りやフェイスラインなどのボリュームダウンには、ハイフ(ウルトラセルQプラス)による脂肪排出が欠かせません。こちらもお顔全体に漫然と照射すれば良いわけではなく、減らしたくない部分には照射しないように、また減らしたい部分はしっかり引き締められるような照射が大切です。また、ハイフで下顔面のボリュームを減らすだけでなく、ヒアルロン酸注入で頬のリフトアップポイントをしっかり補強しておくことも、重心UPには重要になります。

 ヒアルロン酸注入とハイフの併用治療というのは、本症例のように1年ほどかけて複数回に分けて少しづつたるみ改善をしていくことも可能ですし、もっと短期間で結果を出すような治療もできます。ご希望のペースでできる自由度の高い治療になります。

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