こんにちは〜
看護師の太田です(^^)
暑い日が続きますね(・・;)
みなさんくれぐれも熱中症には気をつけてくださいね。
さて本日は
ADM(後天性真皮メラノサイトーシス)の症例をご紹介します(^^)
ADMと言われるとあまり聞き馴染みがない方も多いですが、
別名で
後天性真皮メラノサイトーシス
遅発性両側性太田母斑様色素斑
とも言われるアザの一種です。
シミと見た目が似ているので自分では判断がつきにくいです。
また、
シミ(老人性色素斑)、そばかす(雀卵斑)、ADM、肝斑
とこれら4つは一般的に「シミ」と呼ばれることが多いですが、
これらは治療法が異なるので、治療前に鑑別しておくことが大切です。
当院では診察に加え、肌診断機を併用し
診断していきますのでご安心を*
肌診断機って何?という方はこちらをご覧ください↓
それではおまちかね!症例をご紹介します(^^)
【ADM 症例】
●年齢 : 30代
●お悩み :ADM
●治療内容
〈レーザー〉
ルビーレーザー全顔1回
〈内服薬〉
4ヶ月服用(トラネキサム酸とビタミンC)
〈ゼオスキンヘルス〉約7ヶ月;攻めプラン
ジェントルクレンザー、トナー、ミラミン、スキンブライセラム0.25、RC
●スタッフコメント
他院でADMと診断。
ダウンタイムの無い治療をご希望され、ご来院されました。
診察の結果、両頬と瞼にADMあり。
色素沈着や赤み等のダウンタイムを早く引かせるために
ルビーレーザーだけでなく、内服薬とゼオスキン(攻めプラン)の治療へ。
※レーザーの波長にも色々種類(アレキサンドライト・ヤグ・ルビー)がありますが、ADMに関しては、ルビーレーザー以外の波長では効果が見込めないので注意が必要です!
Beforeの写真を見てみると(レーザー照射約7ヶ月後の肌)
上記の治療内容の組み合わせにより、
肌のトーンアップはもちろん、はりつや感も出ていますね♪
ADMは、薄くなっていますがまだ少し残っています。レーザー照射後、まだ約7ヶ月なので、おそらく今後もう少し薄くなると思われます。
ADMはシミ(老人性色素斑)とは違い、レーザー後6か月〜1年くらいかけて薄くなっていきます。シミは割と早くに効果を実感されるのですが、ADMは待つ期間が長いのが辛いところです。
また、完全にADMを無くすには、レーザーも数回必要です。しかし、一度薄くなったADMが再度濃くなることはないので、ぜひ頑張って乗り越えていただければと思います。
症例写真にご協力いただき、ありがとうございました(^^)
ダウンタイム
【ルビーレーザー】
照射後〜数日 照射部分の赤みと隆起
翌日〜2週間程度 照射部位のかさぶた
2週間〜1ヶ月程度 照射部位の白抜け
1ヶ月〜 色素沈着
【ゼオスキンヘルス】
皮剥け・赤み・乾燥感・ひりつき・火照り
副作用
【ルビーレーザー】
色素沈着や色素脱失、瘢痕、テープかぶれ等
【ゼオスキンヘルス】
強い痒み・熱感・腫れ
※ハイドロキノン(ミラミン 、ミラミックス)でかぶれや痒みなどのアレルギー症状を起こす場合がありますので、事前に1週間程度のパッチテストが必要です。
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いかがでしたでしょうか(^^)
上記のBefore写真で満足される方もいらっしゃれば、
もう少し綺麗にしたい!と、しっかり数回照射される方もいますので
満足いくように一緒に治療をお手伝いできればと思います♪
今後も症例ブログをアップしていきますので是非ご覧ください*
今回の症例の治療項目について詳しく知りたい方は
こちらのブログをご参照ください◎
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