こんにちは😊
昨日は診療後にクリニックに居残りしまして、ヒアルロン酸注入についてのZOOMで少人数セミナーがあったので勉強していました🌙
通常の聴講スタイルではなく、少人数ならではのディスカッションメインのもので各先生方のご意見に触れることができて面白かったです。
開業医の辛いところの一つに、他の先生方にすぐに相談しにくいということが挙げられますが、こうした少人数の相談しやすいセミナーは貴重な機会で、大変有り難く感じました。
講師の井上詠子先生ならびに、開催してくださったアラガンジャパンの関係者様に感謝申し上げます🙌
ぜひ継続的にこのような機会をご提供いただきますようお願いしたく存じます🥺🤲
で、お願いしておいたところで😁
そのセミナーで特に興味深いテーマだったのが、男女のヒアルロン酸注入ポイントの使い分けでした。
簡単に言うと、女性をキレイにするのと、男性をカッコよくするのとでは注入ポイントが異なると言うことです。
(この時代に、女性らしさや男性らしさをこういうものと決めつけるのはナンセンスですが、一般論ということでご容赦ください😞)
一般的には、女性は丸みのある額や頬と、卵の先端のような自然な丸みを残したアゴのラインを意識します。男性は額や頬に丸みは出さず、直線的に仕上げ、アゴは角を意識してしっかりと骨を感じさせるように整えていきます。
イラストでの男女の描き分けをご覧ください⤵︎
イラストお借りしました→https://www.clipstudio.net/oekaki/archives/152504
絵の描き方を勉強するのはすごく良いトレーニングになります。何が○○らしさを作り出す要素なのかを把握しておくのは、ヒアルロン酸注入の仕上げ方の参考になりますから。
もちろん基本的な注入手技は共通のものとして押さえた上での話ですが、ヒアルロン酸注入は最終的にはクリエイター(医師)の表現力になってくるところもあります。私もアラガンのMD-codesを基本として注入してはいますが、最終的な微調整は自分の感性で仕上げています。
ヒアルロン酸注入における男女の違いについて書いてきましたが、何より大切なのは(矛盾するようですが)女性なら丸み、男性なら直線という観念に捉われないことだと思っています。
これだけ性自認も多様な時代、女性らしさや男性らしさはもはや固定化されたものではありません❗️
私自身の価値観を押し付けないように、患者さんの理想像をしっかりと確かめる必要があると思っています。例えば…男性の患者さんが来られても、性を感じさせないような中性的な美しさを求めておられる場合もありますし、そこはしっかりお話をお伺いしないといけないところです。
医師へ希望を伝えづらい時に便利なフレーズをご紹介しますね。
芸能人で言うと○○のような顔が好みです。
皆がよく知る有名人の方を例に挙げてお話いただくと、患者さんと医師の間の認識のズレを減らすのに便利だと思います。さらにお写真などご用意いただき、この特徴が好きなどお話くださると医師もご希望を把握しやすいかもしれません。
いつもブログをお読みくださりありがとうございます❤️