もう1月も中頃というのに、これが本年初の院長ブログとは…😅
コロナウイルス流行で外出することもほぼないのですが、自宅で仕事関連のことをしたり、3人の子供たちの用事をこなすだけで、すぐ時間が過ぎてしまいます。
うちの子たちは3人とも塾に通わず、ママ塾の塾生なので余計に忙しいのかもしれません。(でも、塾も送迎やお弁当で大変そう💦)
中2の長女はたまにアドバイスをしたり、教材をコピーして渡すくらいで大して手間はかかりませんが、小4の息子たちのママ塾はなかなか骨が折れます。
中学受験もしないので、まだ何の為に勉強してるのか本人たちは正直よく分かってないと思うので、今は楽しみながら思考力を鍛える算数パズルをしたり、英語絵本の音読を一緒にしたりしています。
毎朝、子供たちの登校前の時間にやっているのでバタバタ忙しいのですが、これが結構面白くて、何だかんだともう半年以上続いています。
子供たちの吸収力はすごいので、1、2か月でも目に見えて変化があり、私自身の楽しみにもなっているのです😊
子供たちが小さい頃、私は夜遅くまで仕事で子育ては実家の母に頼りきりでしたので、今やっと子供に手を掛ける時間ができて、間近で成長を見られるのが嬉しいです。
ママ塾は子供たちの自立に伴って解散になると思うけれど、後1年か2年は楽しませてもらおうと思っています😉
子供3人に犬2匹に賑やかで全然自分の時間を取れないのですが、それも今だけだと思えば貴重😌
写真は7歳になってもまだまだ元気なバーニーズマウンテンドッグのアリスさん。
ペットショップから保護された元保護犬で、トラウマからか性格にやや難ありだけど、そこがまた可愛い子。
お正月休みに近くの山で遊んできました。
山だと血が騒ぐのか普段よりずっと元気に走っていましたよ。
さてさて、改めまして
あけましておめでとうございます。今年は去年よりも明るいニュースが増えるよう願っています。
はだいろはクリニックとしましても、コロナ禍で皆さま大変なことが多い中、少しでも明るい気持ちになっていただけるよう、きれいな肌育てに貢献できればと思います。
当院は診察室3室、医師は私だけの小さな美容クリニックですが、小さいからこそ出来ることを今年も追求していこうと思います。
小さなクリニックなので、患者さんのお顔とおおよその経過は、カルテを見なくても私の頭に入っています。
ですので、お電話やアプリのトークで問い合わせいただいても、すぐに答えられます。(休診日は無理ですので〜😓悪しからず)
このように小回りの良さに、今年は更に磨きをかけていきたいです。
本年もどうぞよろしくお願い致します🤗
さて、先月の振り返りをしていましたので、
2020年12月の治療top3を発表します。
第3位 ルビーレーザーによるシミ除去
第2位 ヒアルロン酸注入によるたるみ・しわ治療
第1位 ゼオスキンヘルスによる美肌治療
第3位のルビーレーザーは、年末年始でダウンタイムが取れるからと、普段はお仕事でダウンタイムが厳しい方を中心に多かったようです。
シミと一口に言っても、日光による本当のシミもあれば、肝斑もあるし、ADMというアザもあります。
ですので、シミ除去のレーザーを希望される方は、事前に診察にお越しいただいて、シミの診断をし、治療方針を決定した上でレーザーの予約を取っていただく流れです。
レーザーは炎症後色素沈着が出るリスクがありますので、肝斑併発などハイリスクの方にはすぐにはレーザー施術を行いません。
レーザー前から内服薬(トラネキサム酸など)をスタートしたり、ゼオスキンのご使用をおすすめしたりします。
急いでレーザーをして良い結果を招いた試しがないので、ここは慎重にレーザー時期を見極め、必要に応じて待っていただきます。
これが一つ目の急がば回れです。(ブログの題名…)
二つ目の急がば回れは第2位のヒアルロン酸注入についてです。
しわ・たるみでご相談をいただく場合、ほうれい線や口元のマリオネットライン、つまり中顔面と下顔面を気にされていることが大半です。
ですが、実際の注入で量を一番要するのは上顔面なのです。
ほうれい線やマリオネットラインが気になるのに、なぜ額やこめかみなど上顔面の注入が必要になるかを毎日説明していると、模型があればな〜と思います。
(誰か作ってくれないかしら。)
たるみの主原因は骨のボリュームロスです。
ほうれい線やマリオネットラインがある方は、もれなく額やこめかみのボリュームロスが大きいです。
つまり、額やこめかみの骨萎縮により下垂してきた組織が、ほうれい線やマリオネットラインを作り出す大きな要因となっているのです。
ですので、額やこめかみなど上顔面の骨萎縮を補うべくヒアルロン酸注入をしていくことで、下垂していた組織が元の位置近くに引き上がり、結果としてほうれい線やマリオネットラインも改善していきます。
中顔面や下顔面の改善には上顔面の注入が必要だなんて、遠回りに感じると思いますが、原因を考えた根本的な治療となりますので、非常に価値ある施術です。
文字の羅列ばかりですので、ここで写真を1枚。
アゴ下のお肉の変化にご注目‼️
左が治療前、右が治療直後
40代女性。
ほうれい線、フェイスラインのたるみが気になるとのことでした。
治療内容はヒアルロン酸注入を13cc行いました。
13ccのうち、額、こめかみ、頬骨など顔の上半分に7cc以上用いています。
この上半分の7ccが効いているので、アゴ下のお肉を上部に移動させることが出来ているのです。
このようにお顔の下の方のたるみであっても、その原因が上部にあるなら、そこから治療をしていく必要があります。
これがたるみ治療における急がば回れです。
【治療詳細】ボリューマXC 11cc ボリフトXC 2cc
【合併症】内出血、凹凸、左右差、血管塞栓、アレルギーなど
【費用】78万円(7cc以上の場合1ccあたり6万円)、その他カニューレ代 3000円
最後は第3位のゼオスキンの急がば回れです。
マスク必須の生活となったせいで、ダウンタイムが気にならないと、ゼオスキンをする方が爆発的に増えています。
(そのせいで供給不足となり、欠品中のアイテムも!ご迷惑をおかけしています😓)
Instagram で激しい皮剥けの画像もよくありますね。
そのためか、良くある誤解が「皮剥けすればする程効果が出る。」というもの。
決してそんなことはありませんので、クリニックで指示された用法用量をお守りください。
特に肝斑がある方は要注意です。
過度な炎症は悪化を招きます。
これも急がば回れです。
肝斑を早く良くしようという焦りは禁物です。
美容治療はどれもコツコツと地道なものです。
お金、時間、忍耐…どれもかかります。
安くて、すぐに結果が出て、ダウンタイムもないという魔法のような治療は存在しないのです。
ですので、ある程度の覚悟を持ってご来院いただけますと幸いです。
費用はかけられないし、すぐに良くなりたいし、ダウンタイムもNGと言われるとお手上げなことも💦