口横のシワを良くする治療とは?
笑うと口角の横にカーテンのドレープのようにシワが出来て、気になって思い切り笑えないという方もいらっしゃるかもしれません。
このシワの原因は複数あり、それらが絡み合ってシワを作り出しています。
・笑う時に動かす筋肉の収縮が強い
・痩せ型さんで皮下脂肪が少ない
・お肌のハリの元であるエラスチンの減少
これら複数の原因が絡み合っているので、まずはどの原因が一番大きい比重を占めているのか判断して、優先する治療を決めていくことになります。
・強過ぎる筋肉を緩めてやる
・痩せた皮下脂肪の代わりに厚みを出してやる
・肌のハリをアップさせる
筋肉を緩めてやるのは、言わずと知れたボトックスの出番ですね。
皮下脂肪の代わりとなる治療には、柔らかめの架橋ヒアルロン酸製剤(ボライト・CGスタイラーなど)やPCL製剤(エランセ・ゴウリなど)が代表的かと思います。
また、肌のハリを出すのは、近頃流行りの肌育製剤(スネコス・ジャルプロ・プロファイロなど)や浅い層に熱を入れるRFなどのデバイス治療、コラーゲンを増やすショートスレッドなどを繰り返す必要があります。
1回の治療で口横のカーテンジワをなくすのはなかなか難しいですが、原因を見極めて適切な治療を行えばそれなりの変化は出てきますので、気になる方は諦めずにコツコツ取り組んでいただけたらと思います。
でも、笑った時のシワは年齢と共にどうしても生じるものですし、気にし過ぎないというのも大事かなと個人的には思っています。
ちなみに写真1枚目のシワは私自身のシワです 笑
このシワはそこまで気にならなかったので、あまり本気で治療をしてきませんでした。この冬で43歳になりますし、これくらいのシワはあってもいいかなと思っていたんです。
でも、「上記のコンビネーション治療を本気で頑張るとどこまで良くなるのか」を調べるべく、自分自身の顔でこれから色々試すので、これから良くなっていく経過をお見せできるかもしれません。