たるみには糸リフト?
「たるみ治療をしたいけど、糸リフト、ヒアルロン酸注入、ハイフ、高周波、色々あるので迷います。」という相談を時々お受けします。
しかし、たるみ治療と言っても作用は様々で、それぞれ働きかけるポイントが異なるので、同列で比べることはできません。
糸リフト➡️脂肪の移動
ヒアルロン酸注入➡️減ったボリュームの補正
ハイフHIFU(深い層)➡️脂肪の減少
高周波RF➡️皮膚の引き締め
30代以降ではボリュームロスや皮膚の緩みはほぼ全員に現れているので、私はヒアルロン酸注入や高周波RFは多くの方に合う治療だと思っています。
それに対して、移動したり減らしたりするほどの脂肪がない方はたまにいらっしゃいます。そういう方には糸リフトやハイフ(深い層)は優先順位が低いと考えます。
まとめると…
ヒアルロン酸注入と高周波RFは30代以降のほぼ全員に適応がありますが、糸リフトやハイフ(深層)は個々の脂肪の分布や量によって必要かどうか決まります。
(私の経験上での話になるので、様々な考え方はあるとは思います)
診察では、その方のお顔立ちに合うたるみ治療はどれなのかを、個々にお伝えして治療計画を立てています。
たるみ治療は1回で終わるものではなく、長くコツコツ続けますので、一緒に計画を練って、少しづつ理想の自分に近づけるお手伝いができたら嬉しく思います。