ヒアルロン酸注入とエランセを用いた併用治療で、目の下のクマや小ジワ、ゴルゴラインを改善できるケースも多くあります。
本日は注入治療直後だけでなく、その後の経過をご紹介します。また、効果持続期間や追加注入のタイミングについても、実際の症例をもとに見ていきたいと思います。
エランセとヒアルロン酸注入の症例をご紹介
40代女性。
目の下のクマ・ゴルゴライン・ほうれい線の改善のため、エランセ1ccとヒアルロン酸6ccを使用した方です。
目の下〜頬に注目してください!
合併症:血管塞栓、アナフィラキシーショック、感染、遅発性アレルギーなど
ダウンタイム:内出血(2週間)、浮腫(数日間)、凹凸(2〜4週間)
もちろん1ヶ月後の状態でも、かなり良い変化は感じていただけますが、注目すべきは10ヶ月後の状態です。
注入治療というと、直後が一番良くてドンドン効果が薄れていくという理解をされている方が大半かと思います。
しかし、エランセにはご自身のコラーゲン増生を促し、皮膚の構造から変化させていくというリモデリング作用(再構築作用)が期待できますので、実は注入直後よりも時間が経過した後の方がずっと良くなるのです。
この皮膚のリモデリング作用(再構築作用)は、ヒアルロン酸にもある程度のリモルデリング作用はあると考えられていますが、エランセで顕著に見られます。
エランセがコラーゲンブースターと呼ばれる理由はここですね!
ヒアルロン酸とエランセは同じフィラー(皮膚充填剤)というカテゴリーには入っていますが、使用目的が全く異なります。
上記症例の方の場合、10ヶ月後の時点では、目の下〜頬にかけては現在まだ非常に良い状態ですので、特に追加注入は必要ないと考えます。
この調子で行きますと、目の下〜頬にかけてはおそらく初回注入から1年半〜2年後くらいに追加注入を考慮するのがよさそうです。
【当院での平均的な追加注入のタイミング】
初回注入で充分量を使用した場合➡︎2年後
初回注入で量が少なめな場合➡︎1年後
というケースが多いです。
たるみの進行度、希望される改善の度合い、ご予算などによって大きく変わりますのであくまでも一例です。詳しくはご相談くださいませ。
お写真のご提供ありがとうございました。
はだいろはクリニックではヒアルロン酸とエランセの併用注入治療をお受けいただき、お写真のご提供をお願いするモニター様も募集しております。