こんにちは。
今年は暖冬だったせいか、我が家のミモザも桜も開花が早く、お花見しなきゃ散っちゃうと、何だかお花見に追われて気持ちがついていかないくらいです…
お花見に追われるなんて〜〜〜
私としては2月は梅、3月はミモザ、4月は桜と…
ゆったり毎月の移り変わりを味わいたかったのですが、今年は一気に駆け抜けた感があります。
バタバタ忙しくて、まだ桜のお花見は出来ていないのですが、先日ミモザの下でBBQを楽しみましたよ。
我が家のミモザ
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ミモザは成長が早く直ぐに大木になるので管理が大変ですが、今のところは見応えがあって楽しんでいます。でも、剪定がとっても大変で、夫には毎年頑張っってもらわないといけませんが。
さてと、今日の本題に移りますね。
はだいろはクリニックはどのような考えに基づいている美容クリニックなのか?
つまり…
はだいろはイズム ですね。
はだいろはクリニックの主義・ポリシー・目指すところについてお話させていただきたいと思っています。
一言で言うと
原因に基づいた根本治療を提案します!
当たり前に思われるでしょうが、これが出来る美容クリニックはなかなか少ないのです。
大抵のクリニックでは「右頬のシミが気になります。」と行ったら、「ではレーザーで除去しましょう。」で終了です。
除去して終了ならまだ良い方です。
「肝斑もありますね。レーザートーニングがいいですよ。」とか「レーザーで1箇所取るより、フォトフェイシャル(IPL光治療)の方が美肌効果もあるからいいですよ。」と5回セットとか10回セットとか勧められることも多いと思います。
だって、その方がお金になるもん!!!(小さな声で 笑)
私もお金は好きですよ。
でも、患者さんが満足されて気持ちよくいただくお金が好きです!
私は小心者ですから、他人様の怨念が込められていそうなお金で生活したくないです。
ですので、私が患者さんにとって最善の治療法は何かを考えてご提案しているのは、私自身の為でもあるのです。
ベストを尽くしていれば気分良く暮らせますからね♪
例えば…シミが気になると来院されたら、それが日光によるシミなのか、肝斑なのか、はたまたADMなのか、まず診断します。
その結果によって、レーザーするか、ゼオスキンでいくのか、両方必要なのかなどをご提案します。
診断によってベストな治療法は異なります。
ですので、お肌を診せてもらっていない状態で、レーザー治療のご予約はお受け出来ません。レーザーが出来ない可能性も結構高いので、キャンセル前提の治療枠を確保するわけにはいきません。
また根本治療を目指す方針からも、しみを除去して終わりはオススメしておりません。
しみの原因は光老化ですので、光老化によるダメージを改善する方法や予防法もお伝えするようにしています。
レーザーはしみ除去はできますが、しみが出来る仕組みを変えることはできないのです。
しみがお悩みで来られる方の大半は、「今あるシミが取れたら別にいいよ。またシミいっぱい出来ても別に構わない。」ではないと思います。これからもシミが出来ないようにしたいのではないでしょうか?
ですので、シミを取って終わりではなく、これからもシミが出来ないように、なるべくレーザー治療はしなくて済むように、ご提案させていただいております。
ですので、「シミ除去のみでいいです。予防には興味ありません。」という方には当院は向いていないと思います。
患者さんとクリニックの相性って大事ですので、それが合うかにこだわって美容クリニック探しをしてみてください。
「ダーマペンしたいのですが予約できますか?」というお問い合わせもよくあります。
こちらも先程と同様です。
その方の肌を診てから、本当にダーマペンがベストな治療法なのかを含め検討したいです。
『ニキビ跡にはダーマペン 』『毛穴にはダーマペン 』とよく言いますが、一対一対応しているわけではなく、肌状態は千差万別ですので、どんな方にもダーマペンが最良とは限りません。
雑誌に載っていたから…Instagramで見たから…とにかくダーマペンという施術を体験したいというニーズもありだとは思いますが、当院の目指す形ではありません。
流行っているからではなく、その方の肌に本当に必要な治療をご提案したいと考えています。
ですので、来院前から施術メニューを決めることは出来ないのです。
でも、上記のようにご説明させていただいたら、半数以上の方は「わかりました。また考えます。」←断り文句のやつですね-_-b
ご自分で施術メニューを決めたい方が結構多いのだと感じています。
私自身は、専門外のことはプロの意見を聞きたい派なので,治療メニューを最初から自分で決めてしまって、私のご提案は不要というのはちょっとビックリなのですが…
美容雑誌やInstagram、YouTubeで話題になると、その治療を受けたいという問い合わせが増えて、そういう方は大抵こちらの提案より自分が得た情報の方を信じておられる…
それだけインフルエンサーの影響力がすごいということなのか、はたまた美容クリニックの医師がまだまだ信頼されていないということなのか…
今日も先程、HIFU(ウルトラセルQプラス)当日施術希望の方のお電話をお受けしたようですが、「また電話します。」とのことでした。
随分と患者さんを取り逃がしていますが、『患者さんが求めるもの』と『はだいろはが提供できるもの』の一致をみないと結局お互いに納得できない結果になるので、私は頑固に信念を貫きたいと思います。
はだいろはが提供できるのは、流行りの治療でも、最先端の治療でもなく、原因に基づいた根本的な改善を見込める美容治療です。
このようなはだいろはイズムの由来は、5年ほど前、漠然と独立開業を考えていた時期に読み漁っていたビジネス書にありました。
無理に売るな。
客の好むものも売るな。
客のためになるものを売れ。
「経営の神様」松下幸之助氏の残した名言です。
美容クリニックに置き換えてみると
治療の押し売りはするな。
患者さんが「雑誌でみたのでダーマペンしてみたいです。」と言ったからといって、効果が見込めないならするな。
患者さんが想定されていなかった治療でも、その方に最善なものならプロとして堂々とお伝えせよ。
という感じでしょうか。
この名言は私の座右の銘と言ってもよいくらい、よく思い起こす言葉です。
はだいろはのミーティングでも、スタッフに何回も伝えてきました。
この言葉がピンと来ないスタッフには、「もしこの患者さんが自分のお母さんだったら何をオススメする?」という問い掛けをして、『客のためになるものを売れ。』のイメージを掴んでもらうこともありました。
精神面や予算面でなど色々難しい患者さんが来られて、私自身もどうしたらいいかなと迷ったときには、「もしこの方が自分の母なら?叔母なら?」と考えています。
希望する治療をすんなりと受けさせてくれない頑固な院長のクリニックですので、決して万人受けするとは思っていませんが、これをお読みになっている方で、共感いただける方がいらっしゃれば嬉しいです。
はだいろはクリニックは、あなたの為にあるクリニックです(^^)