たまには取り留めのない話を😌
クリニックを開院して7年目
最近、「この先、自分はどんなふうに仕事をしていきたいんだろう?」とよく考えます。
開院して数年は
「どんなクリニックが求められている?」
「どんな治療にニーズがある?」
そんなふうに、外から求められるクリニック像やドクター像に自分を合わせにいく意識でやってきました。
それは本当に勉強になったし、
世の中の仕組みやビジネスのことも学べて、
得られたものはたくさんありました。
でも同時に、
「私はそういうスタイルでずっとはやっていけない人間なんだな」
ということにも、少しずつ気づいてきました。
開院3年目くらいに
税理士さんから医療法人化を勧められたときも
「ずっと個人でやっていく」、つまり分院展開はしないと決めました。
それからも、いくつもあった分岐点で
「大きくではなく小さく」
「広くではなく狭く」
という選択をいつもしてきた私。
たぶん一般的な経営方針とは逆なんでしょうけど、
あえて私は、そういう道を選んできました。
たくさんの新規の患者さまで毎日賑わう嬉しさよりも、
リピーターさまとゆったりお話できる嬉しさのほうを、
私はより強く感じます。
治療内容も、特別なものは何もありません。
流行を必要以上に追う気はなく、
きちんと効果が実証された治療法を
その方に合わせてカスタマイズするのが得意です。
「誰にでもできるやん?」
確かに、そうだと思います。
ちゃんと丁寧にアセスメントして
治療して、またアセスメントして…
それをきちんとやれば、誰にでもできると思います。
特別な技術がいるわけでもないし、
格段に難しいことをしているわけでもありません。
だから正直、
自分の美容医師としての存在価値に
いまいち自信が持てない時期もありました。
でも、最近英語を勉強していて気づいたんです。
英語の習得に特別な才能は要らないけれど、
必要な勉強を毎日コツコツ続けるのは
「誰にでもできる」ことではないかもって。
それができるなら、それも才能だと思っていいんじゃないかと。
だから最近は、自分の仕事についても
「特別難しい治療をしていなくても」
「たくさん分院を作っていなくても」
それを続けていくこと自体が、
ひとつの才能なんじゃないかって思えるようになりました。
「何か特別なことをしないといけない」という焦りは
なかなか厄介なもので
自分の本質が見えにくくなることも。
でも、最近少しずつ手放せている気がします。
長いつぶやきにお付き合いくださった方
ありがとうございました😌
(写真も投稿内容に合わせて、いつものキレイめ写真ではなく等身大の私で。シワもあってヨシ‼︎ 44年間生きてきた人間ですから 笑)



















